0歳からできる!パパによるかんたんネントレ(ねんねトレーニング)実践は、家族みんなの睡眠を救う!
赤ちゃんの睡眠に関する困りごとは深刻です。
赤ちゃんが寝られないと、
日々のごきげんや体調、離乳食にもわるい影響がでてきます。
さらには、ママやパパも寝不足になり体調をくずすことにも・・・
しかし、なかなか赤ちゃんは眠れるようにはなりません。
抱っこで寝ていても布団におろすと泣きはじめる、
眠ったと思っても2時間ほどですぐ目をさます、
おまけに、一度起きるとなかなか寝つかない、
夜中に何度も授乳する、などなど、困りごとはさまざまです。
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実際に困っていたこと
我が家で実際に困っていたことが以下。
- ベビーベッドで寝ない
- 夜中に何度も起きて寝不足
- 起きるたびに授乳しないと寝ない
- 朝ごはんのときにぐずって食べない
とくに、ベビーベッドで寝れないので、つねにママのベッドで添い寝をしていたせいで、
体勢がわるいまま寝なければいけないことと寝不足が重なって、
からだがつねに不調だったことが、もっともつらいことでした。
結論:ネントレによって困りごとが解消できた
この困りごとを解消すべく、ネントレに挑戦しました。
結論は、ネントレによって、困りごとがかなり解消されました。
具体的には、ベッドで眠れるようになり、
夜中に起きずに、まとまって7時間から8時間眠れる日がかなり増えました。
今回は、どのようにネントレをおこなったのか、
どうして眠れるようになったのか、
こうした疑問にお答えするお話です。
ネントレをはじめるうえでの心構え
1、ネントレ初日はかならず泣くと覚悟をきめる
ネントレをはじめた日の赤ちゃんは、かならず泣きます。
声を枯らして泣きます。
この世のおわりであるかのように、泣きます・・・
まず、これはしかたのないことだと知っておきましょう。
「どんなに泣いてもつきあいつづける覚悟」が必要です。
2、ずっと泣きつづけることはないと知っておく
そして、これまた重要なのが、
ずっと泣きつづけるわけではない、と知っておくことです。
実際に、我が家の長男は、ネントレ初日に1時間半泣きつづけました。
それでも、しだいに泣き疲れて声のトーンが小さくなっていき、
眠りにむかっていきます。
どんな赤ちゃんでも、自分で眠るコツをつかむちからがあると知っておいてください。
赤ちゃんも自分で眠ろうとがんばってくれていると思えば、
ママもパパもできることはなんでもやってやる!という気持ちになっていくでしょう。
3、ママは赤ちゃんが泣きつづけることに耐えられない
ことばのとおりなんですが、
ママは赤ちゃんが泣きつづけることに耐えられないようにできているようです。
いわゆる母性の特徴なのだと思いますが、
我が家のママも、赤ちゃんが泣いていれば、すぐ抱きあげないと気が済まないようです。
ほとんどのママは同じような気持ちになるので、
ネントレに耐えきれず挫折してしまう原因になってしまいます。
解決策は、パパに協力をもとめることです。
ネントレは、ママでもパパでもできます。
むしろパパが積極的にネントレを実施してほしいと思っています。
パパのちからで赤ちゃんとママの、家族みんなの安眠を実現しましょう。
4、ベッドで寝たことを赤ちゃんに認識させる
たとえば、あなたがベッドに寝ているとします。
そのあいだに、だれかが寝ているあなたをベッドからキッチンに移動させました。
目がさめたとき、あなたはどう思うでしょうか?
まわりの風景がちがうことにおどろき、混乱するでしょう。
これは、赤ちゃんにも当然おなじことがいえます。
抱っこや、授乳からの寝落ちのままでベビーベッドにおかれた赤ちゃんは、
夜中に目がさめると、
「さっき寝たところと違う!」
と思いだし混乱して泣いてしまうんです。
こうならないためには、
かならず赤ちゃんの寝る場所で寝つかせること、が大事になります。
これを守ることによって、赤ちゃんがふと目がさめたときでも、
泣かずに、自分のちからでもう一度眠るようになります。
5、赤ちゃんもママもパパも余裕のある日からはじめる
ネントレをはじめる日は、赤ちゃんのごきげんがよく、体調に問題がないことを確認しましょう。
また、ママとパパにとっても長い夜になるので、
連休のはじめなど、日中にフォローできる余裕をもった計画をたてるのがよいです。
パパでもできるネントレ実践初日
1、自力で眠れるようサポートする
ネントレ初日です。
やるべきことはひとつ、
赤ちゃんがベッドで自力で眠れるようにサポートをすることです。
まず、ベッドに赤ちゃんを寝かせます。
すると、ほぼ泣きはじめます。
泣きはじめたら、まずは、
①胸をトントンしたり、あたまをなでたりして泣きやむか
をやってみます。
ほぼ泣きやみませんので、次に、
②うえからおおいかぶさるようにして抱きしめ、あたまをなでるなどして落ち着かせます。
これでも泣きやまないときは、
③抱っこでなだめます。
ポイントは、「すぐ抱っこをしないこと」と「抱っこで寝落ちさせないこと」です。
ふたつを守ることによって、赤ちゃんが自力で寝るコツをつかみ、
自分がベッドで寝たことを自覚できるようにします。
抱っこして落ちついたら、
寝落ちする前にベッドにおきましょう。
ここでも同じように泣きますが、またすぐには抱っこせず、
①から③をくり返します。
我が家の長男の例をあげると、①から③をしつこく繰り返し(10回以上行ったと思います)、
寝つかせはじめてから1時間半ほどで、②で落ちつくようになりました。
そこから30分ほどして、ようやく寝ついてくれました。
その間ほぼ泣いていましたが、①から③をひたすら繰り返すことによって、
少しづつ泣き声が弱まっていきました。
どのくらい泣きつづけるかどうかは個人差なので、
さきほど書いた「どれだけ泣いてもつきあいつづける覚悟」が必要です。
2、部屋でパパと赤ちゃんをふたりにする
「どれだけ泣いてもつきあいつづける覚悟」といっても、
ママにはつらいです。
泣いてることに耐えられなくなって抱っこを続けたり、
添い乳などこれまでの寝方にしてしまったりするかもしれません。
しかし、これもさきほど書いたとおり、
ママの性質なのでしかたないことなのです。
私が、パパの参加にこだわる理由は、この「挫折を防ぐ」ことです。
泣きかたが一番はげしい初日のネントレは、ぜひパパと一緒に乗りきってほしいです。
完全にふたりきりになるには、ママが思いきって出かけるという手段があります。
我が家の場合は、出かけるのも少し気がひけるとのことだったので、
別室で待機してもらいました。
そこでも泣き声は聞こえてきますので、
イヤホンの音量を爆上げして、スマホでラジオを聞いてもらっていました。
なので、妻はどれだけ泣いたのかさっぱり知りません(笑)。
3、夜の授乳で寝落ちさせない
我が家では、お風呂からあがってすぐに夜の授乳をします。
注意点は、この時間の授乳で寝落ちさせないことです。
さきほどの繰り返しになりますが、
寝落ちのあとにベビーベッドにおいても、
赤ちゃんは眠りの浅い時間に、寝た場所とちがうため混乱し、泣きはじめてしまいます。
ですので、うとうとしはじめたら寝る場所に赤ちゃんを連れていき、
かならずベビーベッドで寝つかせるようにしましょう。
パパがネントレを行う場合は、うとうとしはじめらへんで引き渡すのがよいでしょう。
4、寝かしつけの時間は同じにする
9ヶ月〜10ヶ月ごろには生活リズムが整ってくる赤ちゃんも、
日頃の習慣付けがあってこそです。
我が家では、寝る時間を8時、保育園がはじまった10ヶ月ごろからは9時として、
お風呂の時間、ごはんの時間を逆算して習慣付けしていました。
お風呂か30分〜1時間以内によるの授乳と寝かしつけをはじめます。
生まれたときから常に一定をこころがけていたので、
夜の授乳のときはこっくりこっくりしながら飲んでます(笑)。
5、部屋をまっくらにする
赤ちゃんが夜寝る時間だと認識してもらうのに一番効果的なのが、
部屋をまっくらにすることです。
赤ちゃんによってはわずかな蛍光灯の光にも反応してしまいます。
遮光カーテンにすることで外の明かりなどはだいぶ防げますが、
カーテンと窓のわずかなすきまを、タオルとガムテープで目貼りするなどの対策も、
決してやりすぎではないでしょう。
赤ちゃんの様子をみながら夜寝る環境をととのえておきましょう。
6、夜中に途中で赤ちゃんが起きたら?
朝まで順調に寝てくれる赤ちゃんばかりではないです。
我が家も夜中に二度、三度と起きて泣きはじめていました。
ネントレをはじめる前は、起きるたびに授乳していました。
しかし、ネントレ開始後からは授乳せず、
自力で眠れるサポートをおなじく行いましょう。
次でも書いていますが、これをつづけるうちに、
途中で起きた赤ちゃんが自力で再度眠りにつくことができるようになります。
ネントレ2日目以降
1、初日とおなじことをつづける
基本的には、初日とおなじことをつづけます。
まったくおなじでよいです。
ママが心配なら2日目もパパにまかせてもよいと思います。
ポイントもおなじく、
「すぐ抱っこをしないこと」と「抱っこで寝落ちさせないこと」です。
2、早ければ2日目で成果がでる
早ければ、2日目で成果が目にみえてきます。
具体的な成果とは、
「泣いている時間が短くなる」です。
我が家の例では、前日は泣きやむまで1時間半かかっていたのが、
2日目は20分ほどですみました。
個人差だとは思いますが、初日より圧倒的に泣かなくなりました。
初日はつらいですが、赤ちゃんが寝るコツをつかむ日かかならずきます。
3、1週間ほどで睡眠8時間
1週間ほど続けると、
20分の寝かしつけで8時間〜10時間ほど寝てくれるようになりました。
しかも、赤ちゃんが自力で眠りに入っているので、
夜中に目が覚めたとしても、
泣くことなく自分でもう一度眠りにつくことができています。
ここまでくれば、他の家族の睡眠も確保できるようになります。
4、めげずにつづける
1週間のうち、赤ちゃんの気分も全ておなじではありません。
途中起きたときにどうしても手助けが必要なときがあります。
それでも、失敗ではありません。
毎日おなじではないことを頭の片隅において、
また、おなじように寝かしつけを行います。
1週間で4日は途中で覚醒していたのに、次の週はいつの間にか毎日しっかり眠っていたりします。
継続することで成果はあがってきます。
ネントレはいつからはじめる?
1、授乳回数がおちついてからでよい
ネントレ開始は授乳回数が落ち着いてからがよいです。
特に、夜中にお腹が空いて目覚めるような月齢ではさすがに厳しいでしょう。
赤ちゃんの1日のスケジュールで、
ほぼ授乳の時間が決まってきた段階を目安にはじめましょう。
2、困っていることが許容範囲をこえていたらはじめる
授乳回数は主に赤ちゃんとお母さんの事情です。
一方、赤ちゃんが眠れないことで家族全員が眠れなくなってしまうパターンがあります。
睡眠は万人共通の悩みであり、許容範囲は決して広くないでしょう。
ぜひ、家族全員の課題としてネントレに挑戦するのもよいでしょう。
ネントレを助けるアイテム
Dreameggホワイトノイズマシン
赤ちゃんが落ち着く音(水の流れる音など)が流れつづけるマシンです。
なんだか大人も落ち着いて眠りに入れるのでおすすめです。
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